DAW

ロジック、Pro Tools、cubase、シンガーソングライター、・・・いろんなDAWソフトがあるけれど、うちはソナーを使っています。理由は・・・よくわからないけど、島村楽器店がすすめたから・・・・というところです。ヤマハに買いに行ってたらcubaseだったかも。10年くらい前にソナー2.2で説明書だけをたよりに手探りで始めました。今考えると相当レベルが低かったです。初心者だから当たり前ですけど。現在はソナーX3を使っています。サウンドデザイナーという雑誌で勉強してなんとかミキシング、マスタリング、と一応ある程度出来るようになりました。最初はコンプレッサーの意味も知らなかったのに、いまはドラムをマイク8本でとり、そのすべてのトラックにEQ、コンプをかけ、他各パートには各種エフェクトをかけ、何より各パートのバランスがなんとかとれるようになりました。
”ゲート”というスイッチはまだ使ったことがありません。次回はこれに挑戦します。キック用トラックに使うと、キックがならないときはマイクが他の音をひろわないようにできるらしいです。

DTM系の雑誌について (DAWとも言うかな)
もし、PCで音楽をやろうとする人は、それ系の雑誌を1年くらい購読することをお勧めします。”本”は一人の意見ですが、雑誌にはいろんなエンジニアのねらいとやり方など書いてあってとても参考になります。サウンドデザイナーの他にも2誌くらいありますね。私は”サウンドデザイナー”に出会ってとても感動し、バックナンバーを数千円分注文しました。わからない言葉ばかりなのに、狂ったように読みふけりました。とにかくこの雑誌がなければ今の我々の録音技術はありえません。ただ、1年ほど読むと、同じような特集・・・「ボーカルのうまいとり方」「コンプのすべて」など繰り返し出てくるので、現在はたまにしか購読していません。http://www.sounddesigner.jp/


オーディオインターフェースについて

マックのPCについているマイク入力でバンドの音を録音しているのを見たことがあります。録音した音はかなり上質でした。ロジックを使っている人でした。windowsでは、PCと音楽ソフトだけでは録音はできませんし、音もなりません。数年前にいろいろ試してみました。ドライバーをいろいろかえてやっと音をだすことに成功しましたが、AMラジオ以下の音質でした。(MIDIはマイクロソフトのものを使うと簡単に音はでます) PCに詳しくないのでよくわかりませんが、windowsでは音楽ソフトに加えてオーディオインターフェースは必ず必要なものです。
※例外的な使い方ですが、ダンス部顧問の有吉先生はソナーのドライバをマイクロソフトのものを使って、オーディオインターフェースなしでソナーを操作しています。作業の内容はダンス用にCDの音源を使って曲を短くしたりつなげたりと、生音を使わないのでインターフェースなしでも作業できるのです。

EDIROL SD-90・・・十数年前に購入しました。昔はPCのスペックが低かったので、これには4種類のMIDI音源(GM2,XG,GS,Native)とエフェクトが内蔵されています。MIDIソフトを使用する時にヤマハの音源、ローランドの音源と相性が悪いものがあり、突然フェードアウトしたり、変なパーカッションの音が入ったり、エフェクトがすごく変とか、ギターのチョーキングの音が変だったり,
ドラムがならない等、色々ありますが、これには4種類の音源があるので、まともな音を出すのにとても便利です。また、メトロノームをソナーのトラックに録音するときに使用します。なぜか簡単にできます。ギターを、SD90のエフェクトをかけながらマイクを使わずにLine録音をすることもあります。空気感の出し方などが雑誌でよく特集されていますが、空気感のない音も必要と思う時があります。また、一番古いのに一番レイテンシが低いという驚きの性能を持っています。使う必要がなくならないというかこれがないと困ります。たぶんずっと使い続けます。

EDIROL UA-101・・・入力が8個あるのでドラムを録音するために購入しました。また、出力が8個あるので、ドラムがクリックをききながら、打ち込みの音をスピーカーからながして練習できます。当然スピーカーからはクリックが聞こえないようにします。付属ソフトのソナー6LEでしばらく録音編集していました。この機械の欠点はプリアンプが2個しかついていないことですが、新製品は同じ値段で8個の入力端子全てにプリアンプがついています。くやしいけど、買い換える予定はありません。

CakeWalk UA-1G・・・ステレオ入力(2チャンネルのみ)です。小さいし、USBから電源がとれるんで便利です。ノートPCとセットで使います。ボーカルがカラオケを録音して練習するとき、また、バンド演奏をマイク1個で録音するときにも使います。付属ソフトはオーディオクリエーターLEとかいうやつで、トラック数は1で、メトロノームすらついていないのでまったく使用できません。物は顧問が1台ずつ2台持っていますが付属ソフトは捨てました。

M-AUDIO FastTrack・・・価格はUA1Gと同じくらいなのに、付属ソフトがProTools M-Powered Esseintial という、信じられない製品です。音もUA1Gよりもいいです。ただし、時々突然ガガ、ガリ っというでかい雑音が入ります。原因がどこにあるかわかりません。楽器の上達には自分の演奏を録音して聴くことが一番の早道なのでPCを持っている生徒に購入を勧めています。

Roland DUO-CAPTURE・・・UA1Gから余計な部分を取り去り、シンプルになって価格も下がりました。8千円くらいです。付属シフトはやっとソナーLEになっています。このソフトを使いこなすには4000円くらいの解説本が絶対に必要です。InputMonitorボタンを押すとややノイズが入ります。PC録音にノイズは入りません。

以上のインタ-フェースを使ってきました(写真は機材一覧、機材その2、にあります)。ちなみにこれらは部費で購入してなくて、顧問2人の私物です。使用するデスクトップPC,、ノートPCも顧問の私物を使っています。

録音、編集を繰り返すたびに我々顧問の技術は確実に向上してきました。しかし、そのたびに予期せぬトラブルが生じ、まだまだ勉強が足りません。しかも、ソフトは1年ごとにバージョンアップして、慣れるのに時間がかかります。今年はオリジナル曲を3つ作って、2つ録音しました。7月から3曲目を録音します。ドラムのEQをあらかじめセットしたファイルに録音し、作業の効率化を進めます。

※上記のインターフェースはM-AUDIOのものとDUO-CAPTUREを除いてすべて製造中止です。新製品に変わったからです。ソフトは毎年バージョンアップさせますが、インターフェースは買い替える予定はありません。たぶんあと5年はこのままです。買い替えるとしたらマックに移行した時だけです・・・ないな。
または、USB3.0を使用して16入力の新製品がでたら考えるかな?

DTMソフトについて

今後はソナーを使いつづけるか、マックに移行してロジックかProToolsを使うか、悩むところです。明らかに、ソナーよりロジック、ProToolsの方が一歩も二歩も進んでいます。人が使っているのを見て、話をするとそう思います。オートチューンとか使いたいソフトがソナーにはいつまでたっても導入されません。今までソナーに使ってきた20万円ぐらいを捨てて、新しく7~8万円のソフトを買うか? しかも、マックはPCが1.5倍くらい値段が高いので悩みます(マックブックは安いけど)。個人的な意見はiPadのアプリがMacBookで使えたらwindowsからマックに変えたいです。また、ProToolsはマックとwindowsの両方で使えるので、windowsでProToolsという方法もあります。

上に書いたように、生徒にはProTools M-Powered Esseintialを勧めますが、難点は説明書がついていないし、解説本もない(DVDはあるけど)。でもProTools M-Powered EsseintialはProToolsLEのトラック数やエフェクトの数を制限したもので、画面の構成、使い方、はLEと同じなのでLEの解説本を部の中で使いまわしていけばいいかなと思います。


SONARについて

ソナー2.2studio → 6LE → 8Producer Edition  → 8.5(以後ずべてProducer Edition ) → X1 → X1suite → X2 →X3
と使っています。2.2から6LEまで間があきすぎました。その後は毎年1万円~1万5千円を払ってバージョンアップしています。このお金は”上納金”とか”お布施”とか言われていますが、suiteへのバージョンアップはこの4年間の中で一番意味がないように思われる1万円でした。しかも、X1suiteをi7、メモリ8GBで動作させていますが、すぐにフリーズします。使えません。今度ばかりはPCのスペック不足ではないはずです。バージョンアップさせて使えなくなる、というバカなオチです。多分次回の録音・編集はx1に戻してやります。こんなことだとユーザーに見限られ数年後にSONARはなくなっているかも。
・・・X2にアップグレードしました。立ち上がりが早いです。今のところいい感じです。これから新機能の使い方を覚えます。・・・X3も順調です。でもあまり使わなくなりました。

・・・・2013年10月CAKEWALKの株式をローランドがギブソンに譲渡することが決まりました。ある筋からの情報ですがソナーが売れないからだそうです。ソナーを購入した人も時間がたつとマックに移行してしまうから売れないんだそうです。俺たちはどうする? 

・・・・ソナーの値段が3割ほど安くなっていることに気づきました。プロデューサーエディションのアカデミーパックが4万円を切っています。私が買ったときは62000円でした。タスカムに移行したからか? これでは毎年のバージョンアップ料が意味なくならないかな。

※ソナーをバージョンアップすると、まず歴代のソナーに入っていたデモソングを開いて聴きます。デモソングを通じてソフトが進歩しているのがよくわかります。

MIDIについて

我々はMIDIの打ち込みは普通しません。バンドだから当然です。一度やったことがあるのは、キーボード担当が1ヶ月ほど休んだので、キーボードのパートを打ち込んでドラムがクリックを聞きながら叩いてバンド練習する、ということをやってみました。シンセの音色を使いこなせずにヘッポコな音色になりました。Keyパートの音をスピーカーから出して、クリックはドラム担当者のヘッドホンからしか流れないようにすることがUA101では出来ますが、たぶんUA1Gでは出来ないです。

もうMIDIを使うことは一生ないな・・と思っていたところに、思わぬ使用法を発見しました。MIDIの楽曲のフリーダウンロードのページの存在は知っていましたが、しょぼい音が鳴るだけとしか思っていませんでした。しかし、MIDIファイルをソナーで開くと、各パートにわかれたプロジェクトファイルとして認識します。シンセを挿入すると勝手に音色が決まります。たまげました。みんなはこのことを知っているのかな? さっそく1年生の指導に使うことにしました。YESのロンリ―ハートをスピーカーから大音量でながして、初心者のベースやギターがあのワンパターンのフレーズを繰り返してき弾きます。入部3日目ぐらいでバンドを体験できます。一応軽音楽部とてのプライドもあるので、MIDIのドラムをミュートして生ドラムをたたいたり、リードギターやボーカル(女子生徒)も上級生が担当してキーボード以外は生音になりました。この練習方法はかなり面白いし、なにより初心者がすぐにバンド体験できるので、今後もずっと続けようと考えています。

また、各パートをミュートすると各パートごとのカラオケ音源にもなるので便利です。時々”特訓”と称して使っています。

ちなみにMIDIのダウンロード先は、 http://mididatabase.com/ です。

久しぶりにこのサイトに行ってみたらよくわからないことになっていました。これって違法サイトだったのかな? いちおう我々は教員という立場なので(笑)違法サイトには(特に音楽の違法ダウンロード)には近づかないようにしていました。もしこれが違法サイトだったらみなさんごめんなさい。
上のサイトに行かなくなったので、YAMAHAオンラインでパヒュームの「レーザービーム」を210円で買いました。ついでに毎月5曲で500円という会員になりました。ベースをミュートして一人でカラオケしています(笑)。録音して聞いてみると、とても音楽の指導者とは思えない腕です(笑)。

2015年5月に上記のヤマハオンラインの月500円のシステムがなくなりました。今後は1曲210円で購入しなくてはならなくなりました。→2019年 月会員525円で5曲のシステムが復活しました。

これはlonlyHeartのMIDIファイルをソナーleで開いたものです。















Band in a box について        
コードの自動入力ができるPC用のソフトの存在を教えてもらい、購入しました。しかし、まだ使いこなせていません。直感的には操作できません。でもこれはうちの活動には絶対必要です。これから使いこなせるようにがんばります。・・・・数時間取り組みましたが厳しいです。このソフトは私が望むことをできるはずなのにたどりつけません。